昨今プログラミングブームが沸き起こっていますが、具体的にどんなエンジニアの種類があるかご存知ですか？今回はエンジニアの種類と必要なスキルなどを紹介していきますので初心者エンジニア・駆け出しエンジニアの方の参考になれば嬉しいです。個人的には下に行くにしたがって必要なスキルのレベルが上がってると思います。
マークアップエンジニア
マークアップエンジニアとは
マークアップエンジニアとは、主にマークアップ言語のHTML、CSS、CSSのフレームワークのBootstrapなどを使って文字や見た目を整えるエンジニアです。
初心者はここから始めるのがオススメ！
初心者の方はここから始めるのがオススメです!というのもこの記事を書いてる僕自身ここからはじめましたし、プログラミング特有の「関数」や「オブジェクト指向」という概念が出てこないのではじめやすいと思います。また自分の書いたコードがそのまま目に見える形で反映されますので初心者の頃の勉強のモチベーション維持もしやすいです！
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとは
フロントエンドエンジニアとは、一般のネットユーザーの方が目にする部分を構築・制御するエンジニアです。Webデザイナーと呼ばれる職種もここに当てはまるかと思います。
フロントエンドエンジニアに必要とされるスキル
前に述べたマークアップエンジニアに必要なHTML、CSSが扱えるのはもちろん、それに加えてJavaScriptやそのフレームワークのVueやReact、Angularなどを扱える必要があります。今やJavaScriptは色々な所で使われていますが、元々はWebサービスを開発することを目的として開発された言語です。
またフロントだけでなくNode.jsというJavaScriptエンジンを使えばバックエンドの処理も可能になるという万能なプログラミング言語です。Node.jsまで扱えれば開発の幅が広がること間違いなしです！
JavaScriptとJavaの違い
初心者の方だとJavaScriptとJavaの2種類で混同して、似たような言語だと思うかもしれません。が！JavaScriptとJavaは例えるならインドネシアとインドぐらい違います。
JavaScriptはスクリプト言語で、Javaはコンパイラ言語とインタプリタ言語の中間言語なのです。Javaについては後半のAndroidエンジニアのところで詳しく解説します。
JavaScriptという名前はスクリプト言語としてJavaのように有名になって欲しいというJavaScriptの開発者の願いに由来しています。また、JavaScriptはJavaに比べて5年ほど若いです。
バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアとは
バックエンドエンジニアとは、一般のネットユーザーの方が押したボタンなどの操作に応じて裏側の目に見えないところで適切な処理をするように構築・制御するエンジニアです。
バックエンドエンジニアに必要とされるスキル
主にPHPやRubyなどのプログラミング言語を扱える必要があります。PHPで作られた有名なサービスとしてはFacebook、Rubyだとクックパッドが挙げられます。またデータベースの操作をすることもあるのでSQL(Structured Query Language)文が書ける必要があります。
iOS・Androidエンジニア
iOS・Androidエンジニアとは
iOSエンジニアとはiPhone端末のアプリ、AndroidエンジニアとはAndroid端末のアプリを開発するエンジニアです。
iOS・Androidエンジニアに必要とされるスキル
iOSエンジニアはSwiftというプログラミング言語、Androidエンジニアは先ほど少し紹介したJava、最近ではKotlinというプログラミング言語を扱える必要がありますがAndroid開発はいまだにJavaが主流です。GoogleCalendarもJava製です。
機械学習エンジニア・AIエンジニア
機械学習エンジニアとは
機械学習エンジニアとは、世の中の膨大なデータを解析し目的・用途に応じて最適な機械学習アルゴリズムを採用して評価するということをするエンジニアです。
機械学習エンジニアに必要とされるスキル
機械学習エンジニアになるのはかなりハードルが高いです。数学(特に確率統計・微積分・線形代数)の知識、アルゴリズムの知識、主にPythonを用いたプログラミングの開発能力、機械学習の開発サービスであるGoogleのディープラーニングフレームワークであるTensorflowなどを扱える必要があるなど求められるスキルが非常に多いです。
ですが、現在第3次AI・機械学習ブームということもありやってみたいという方もいらっしゃると思いますので、もし初心者から始めるならKaggleというデータ解析のコンペティションに参加してみて雰囲気を掴むことをお勧めします。またconnpassというツールで現在開催されているKaggleの勉強会に参加してみるのもひとつの手だと思います！
まとめ
いかがでしたか？今回はエンジニアの種類と必要なスキルについて紹介しました。初心者エンジニア・駆け出しエンジニアの方はまずはマークアップ言語を学んで、エンジニアというキャリアが自分に合ってるかを少し考えてからプログラミング言語を学んでみるといいと思います。これからのエンジニアのキャリアを選択される参考に少しでもなれたら幸いです。
