この記事はこんな疑問を解決できる記事となっています。
この記事の内容
- 年収1000万円が簡単説の結論
- プロのエージェントに電話して確認した結果
プログラマーやエンジニアについて調べていると、
「プログラマーやエンジニアなら年収1000万円は簡単だ」
って話しを目にしたり耳にするかもしれません。僕は耳にタコができるほど聞いたことがあります。
そこで実際にエンジニアになってみて
- 現場の感覚
- 求人
- 単価
などをみて、「年収1000万円は本当に簡単なのか」という話しについて僕の考えを書いてみたいと思います。
今からエンジニアを目指そうか迷っている方の給与感覚の参考になればと思います。
エンジニアやプログラマーの年収1000万円は簡単なのか
結論から書くと、間違いなく簡単ではありません。
ただ、他の仕事で年収1000万円を狙うよりは楽だろうなって感覚です。そう感じた出来事を2つ紹介します。
プログラマーになって半年だった僕の月の単価が70万円だった
最初に僕が入社した会社はいわゆるSESという形態でした。
お金の流れ的には
僕が派遣されてた他の会社→僕の勤め先→僕
という流れでお金が流れてたわけですね。入社したばかりだった僕の給料は支給で20万円ちょっとでした。だから
僕が派遣されてた他の会社→僕の勤め先→僕
上の黄色いラインのところが20万円ちょっとだったってことです。
僕が入社して半年くらいたった頃に上司から、
僕が派遣されて僕の勤め先はいくらもらっているのかを教えてもらいました。
上の図でいうと、青いラインのお金の流れです。
なんと、70万円でした。プログラマーになってたった半年だった僕の単価が70万円だったんです。
月70万円だと年収でいうと840万円くらいですよね。びびりました。
フリーランスの求人をガン見したら60万円〜70万円がゴロゴロ転がっていた
そこで僕は気がついたわけなんですね。僕が勤めてる会社を抜いて、
僕が派遣されてる会社と僕が直接契約したら、僕が70万円もらえるってことに。
下のようなお金の流れにしたらいいやんってことです。
僕が派遣されてた他の会社→僕
そこで会社に雇われないフリーランスの案件を眺めてみたんです。
でも必要なスキルセットを見てたら流石に当時の僕じゃ厳しいなーって内容ばかりでした。
当時の僕のスキルレベルで月70万円という単価は、
僕が勤めていた会社の信頼があってこそのものでした。
エージェントに電話して話を聞いてみた
フリーランスになった時の単価を上げるためにはどうしたら良いのか、
フリーランスエンジニアの案件紹介エージェントのレバテックさん
ちなみに僕からばんばん質問をしたのに、
甘いことばかりではなく厳しいことまで僕のキャリアのために親切にお答えいただきました。
当時はまだプログラマー経験が半年でしたが、案件はあるのか、単価はどのくらいなのかを質問しました。
僕は名古屋でのフリーランスを希望していたので、名古屋での案件について質問をしました。
すると何よりも大事なのが、業務経歴書ということでした。
面接だけではスキルはわかりません。勉強してますと言ってもどのレベルかはわかりません。
そのため保守運用ばかりではなく開発の案件に入った経歴を多く作ってほしいと言われました。
また名古屋での案件は
- JAVA
- PHP
が圧倒的だったので、その2つのスキルを伸ばしてほしいとのアドバイスをいただきました。
名古屋での単価として、当時の僕のレベルでは50万円ほどから55万円ほどでした。
開発経験が増えていけば、65万から70万円ほどは見えてくるそうです。
またそれを超えていきたいなら、プログラマーではなくてシステムエンジニアとしてのスキルをつけていくと良いそうです。
プロジェクトマネージャーレベルになれば、月90万円から月100万円も視野に入るとのことでした。
無料で相談できて自分の将来の単価アップにつながること間違いないので、給与を上げたりなら話を聞いてみたら良いと思います。
フリーランスで月70万円もらうことは簡単か
簡単、普通、難しいでいうと、「普通」って感じです。
また、プログラマーになって
- 適当に働いて
- 家に帰って
- 寝る
といった生活を1年2年繰り返しているようでは、月70万円のスキルセットは身につかないかなと思います。
- どのようなスキルが高単価に必要かを調べること
- できるだけ開発経験に身を置くこと
を意識すれば、月70万円という単価はなんら問題ないレベルだなって感じです。
適当にやっていて到達できるレベルではないけど、
目標を作ってスキルと経験作りをしていたら1年から2年ほどで到達できると思います。
だから難易度は普通です。
ただ、またここに一つ落とし穴があります。この70万円の単価って、フリーランスのエージェントがマージンを抜いてこの値段なんですよね。
フリーランスで年収1000万円は簡単か
ってことは月10万円のマージンを抜かれてたとすると、
実質月80万円を企業は支払ってるってことです。
ってことで、経験、スキルの次に大事なのは人脈だってことがわかります。
エージェントや会社を通さずに自分に仕事を発注してもらえるようになれば、年収1000万も近いってわけです。
スキル的には1年から2年ほどがんばって努力するレベルでOK。
あとは自分を信頼してもらえる人脈があればいいんです。簡単に思えますか?
僕は簡単だとは思いません。良い人脈を作るのも難しいですから。
ただ、できないレベルだとも思いません。
他の仕事で年収1000万を超えようと思うとかなりの努力と時間が必要だと思うからです。
年収1000万円のフリーランスになるには
以下の観点がポイントです。
- 開発経験を多くつくる
- 中の上くらいのスキルをつける
- 良い人脈をつくる
開発経験を多くつくるってところで少し運が絡んできますね。
未経験から入社した会社で開発経験をいかに積めるかは自分ではなんとかしにくい部分でもあります。
でも、開発経験を持ちたいとアピールすることはできます。
どんどんアピールして、開発経験を回してもらえるようにしましょう。
中の上くらいのスキルをつける、良い人脈を作る、は自分の努力でなんとかなります。
中の上くらいのスキルをつければ月70万円くらいまでの案件なら獲得可能です。
そこからは人脈を広げることで、年収1000万円も視野に入るのではないでしょうか。
レバテックさんには一度連絡をしてみると、
無理に案件を進められるわけでもなく、身につける必要があるスキルをが聞けるからお得です。
また、就職する前の段階で中の下くらいのスキルまでならつけることはできます。未経験の方が就職するまでにたどるべき道筋は下記の記事に書いているので読んでみてください。
記事は以上です。