・スクール通った方が良いの?
・Pythonの独学の方法が知りたい!
こんな悩みを解決する記事となっています。
本記事の内容
- Pythonを独学で学ばない方が良い理由
- Pythonの独学での勉強方法
- Pythonを独学で学ぶメリット・デメリット
- Pythonをスクールで学ぶメリット・デメリット
Pythonを独学で学ばない方が良い理由
Pythonは独学でも十分に学ぶことができますが、独学で学ぶのはもったいないです。
理由は次の通りです。
- 独学で学べる範囲なら、Pythonを選ぶメリットがない
- Pythonを学ぶ真骨頂は、機械学習、AI
- 未経験から機械学習やAIへの就職は難しいから
一つずつ説明していきます。
独学で学べる範囲なら、Pythonを選ぶメリットがない
Pythonは単にサーバーサイドの言語としてシステムを作るだけでなく、他の様々なことに応用ができます。
- 機械学習を使った人工知能の開発
- データの自動分析や処理
- スクレイピングによる膨大なデータからのデータ収集
などです。しかし、独学でこれらの応用範囲を学ぶには限界があります。これらの応用技術を学ぶためにはベテランの経験者から教えてもらうべきです。
独学で学べる範囲はサーバーサイドとして活躍できるレベルの内容です。
しかしこれではPythonの真骨頂が習得できませんよね。わざわざPythonを選ばなくも、RubyやPHPでOKです。
だからPythonを最初に学ぶなら、独学ではなく最初からスクールに通ったりして機械学習やAIについての専門的な学習をしたほうが確実に今後のためになります。
Pythonを学ぶ真骨頂は、機械学習やデータ分析
機械学習とは、AI技術の要素の一つです。
- データからルールやパターンを見つける
- そこから必要なデータを処理したり、予測したりする
などが行えます。ビッグデータにより多くの情報が収集される現在において、機械学習のようなデータを扱える技術の需要な年々増えてきています。
Pythonは
シンプルかつできることが多く、簡単に
機械学習やデータ分析を利用できることで有名な言語です。新しく機械学習を取り入れるなら、Pythonを選ばない理由はないほどです。
機械学習やデータ分析の分野についての知見があれば、自分のエンジニアとしての単価は平均より一気に高くなります。
そのため、独学ではなく機械学習やデータ分析などの応用分野についても学べるスクールで最初から学習したほうが良いです。
未経験から機械学習やデータ分析分野への就職は難しいから
機械学習やAIの経験を積むことができたら、確実に自分の市場価値は上がり仕事の単価が上がります。
しかし最初に経験を積むまでが大変です。未経験でPythonを学んでいたからと言って、機械学習やAIを扱える経験を積めるとは限りません。
だから、最初からそれらの経験が積めるスクールに通ったほうがどう考えてもお得なんです。
Pythonで機械学習やAIの経験が積めるスクールは、他のスクールに比べてはるかに値段が高いです。
最初に他の言語より少し高い値段を払う必要がありますが、その分スキルをつければ、将来それの何十倍もの給料をもらえることになります。
だから独学でPythonを学ぶのはもったいないです。
Pythonの独学での勉強方法
Pythoんを学びたいなら次の記事でおすすめしているスクールを受講したほうが良いですが、どうしても独学で学びたい人用に、独学での学習方法も紹介します。
次の2つです。
1つずつ説明していきます。
Progate
リンク先でProgateについては詳しく説明をしています。
初めてプログラミングをするレベルの方には圧倒的におすすめです。
環境を構築する必要が一切なく、ゲーム感覚でプログラミングを学び初めることができます。
挫折する確率も大幅に減るので、一番最初にプログラミングにチャレンジするならProgateが良いでしょう。
詳しくは下記の記事をご覧ください
ただし、内容がかなりの基礎レベルとなっています。
これだけではとてもPythonができるようになったとは言えないので、Progateの後は下記のいずれかの方法で更に学習を深める必要があります。
Udemy
Udemyは動画で様々なプログラミング言語を学習することができるサイトです。
僕が1番おすすめするプログラミングの独学方法はこれです。
動画によっては現場で通用するレベルの内容を実践形式で学ぶことができます。
動画を見ながらハンズオン形式で学習していくのでわかりやすいですし、なにより体にRubyが体に染み付きます。
今でも新しい言語に入る時は、僕もUdemyから入ります。Pythonを学習できる最もクオリティの高い動画は下記の動画です。
Python 3 入門+アメリカのシリコンバレー流コードスタイルこの動画だけで基礎からPythonを使ってできる様々な応用まで学ぶことができるので、独学でPythonを学習するなら必ず受講するべき動画の1つです。
ただ定価がかなり高いので、ブックマークしておいて割引時に購入しましょう。80%〜90%OFFで購入することができます。
ちなみにどの動画も30日間の返金保証があるので、もし購入して失敗だと思ったら返金申請すればOKです。
僕も1回だけしたことがありますが、しっかり返金されました。
PyQ™(パイキュー)
実務的なプログラミングを段階的に学べることを目指して開発された、オンラインPython学習サービスです。
ライトプラン | 月額3,040円でPyQが使える |
---|---|
スタンダード | 月額8,130円でPyQが使えて質問ができる |
という有料の2つのプランがあります。
PyQ™(パイキュー)
わかりやすい教材を画面の左で見ながら、画面の右側のエディタにPythonを打ち込んで学習します。
明らかにわかりやすいのがわかりますよね。
スタンダードプランなら質問もできるので、スクールほどお金をかけられないけど、少しなら問題ないにはPyQはとても良い教材です。
ただ、スクールのように専属のメンターがついてオリジナルサービスまでサポートしてくれるわけではないので、スタートダッシュを切りたい方はスクールの方が良いです。
Pythonを独学で学ぶメリット・デメリット
Pythonを独学で学ぶメリットは一つです。
- お金がかからない
独学のデメリットは次の通りです。
- 簡単なエラーに膨大な時間をかけてしまう可能性がある
- 綺麗なコードは独学では学べない
- 基礎を学んだ後に何をすれば良いのかわからない
1つずつ説明していきます。
お金がかからない
独学での学習の唯一のメリットは、お金があまりかからないということでしょう。
Pythonは単価の高い言語なので、必然的に講師の給料も高くなります。結果、スクールの授業料も高くなってしまいます。
独学の場合、学習にかかるお金は
- 書籍代
- Udemy代
- Progateなどの学習サービス代
でしょうか。
どれも高くても数千円(Udemyは割引時)なので、スクールに比べたら大幅に安く学習に取り組むことができます。
簡単なエラーに膨大な時間をかけてしまう可能性がある
初学者はエラーの解決に1日とか2日かかってしまうことがざらにあります。
それだけ悩んでも、解決しないことも多いです。
その時間は無駄です。さっさとわかる現役のエンジニアに聞いてしまった方が良いです。
独学の大きなデメリットとして、質問できる人が周りにいないということです。
時間はお金以上に貴重なものだと思ってます。独学で1年かかってようやく就職レベルのスキルがつくくらいなら、
スクールにお金を払って3ヶ月でスキルを習得して就職したほうがよっぽど価値が高いと思います。
綺麗なコードは独学では学べない
動くだけのコードなら独学で十分に書くことができます。
ただ、独学では
- 現場で読みやすいとされるコード
- エラーハンドリングまで上手にできているコード
- 実行スピードまで意識できたコード
を習得するのはかなり難しいでしょう。
趣味でプログラミングを学ぶだけなら良いですが、エンジニアとして就職するならチーム開発がほとんどなので、ある程度きれいなコードは絶対書けた方が良いです。
ネットや書籍での学習のコードは、綺麗とか意識するまでもない簡単なコードなので単に書ければ大抵OKですが
実際のプログラミングではかなり複雑なロジックも書くことになるのでそのあたりが現場と独学のギャップになります。
基礎を学んだ後に何をすれば良いのかわからない
ネットには未経験の方が取組み始めるのにベストな教材はかなり落ちていますが、基礎が終わったあたりの方が学習するべき教材が一気に抜けています。
実際には基礎が終わったら自分でサービスを開発してみれば良いのですが、何からどうしたら良いのかわかりませんよね
また独学ではおそらくセキュリティ関係などの知識が抜け落ちます。
実際にサービスを公開したり副業で開発したりする場合でも、セキュリティの知識が抜け落ちていることは致命的です。
大まかな部分は独学でも学べますが、細かい部分はスクールか実務経験でしか習得できない可能性が高いです。
またPythonの場合だと、本来なら基礎学習の後に機械学習やデータ分析の分野を学ぶべきです。
ただそれらを学ぶには独学では難易度が高すぎます。自分の単価をあげるために必要な知識が独学では厳しいところがPythonの独学の大きなデメリットです。
Pythonをスクールで学ぶメリット・デメリット
Pythonをスクールで学ぶデメリットは一つで、
- お金がかかる
ということです。しかも、他の言語よりかかります。
スクールを受講するメリットは次の通りです。
- 専属のメンターがつく
- 手厚い就職サポート
- 応用までプロに学べる
一つずつ説明していきます。
お金がかかる。
Pythonで機械学習やデータ分析をスクールで学ぶ場合、他の言語より明らかにお金がかかります。
期間にもよりますが、他の言語だと10万円から60万円ほどになります。3ヶ月ほど学べば十分なので、おおよそ30万円ほどが相場でしょうか。
しかしPythonで機械学習やデータ分析を学ぶ場合、3ヶ月でも約50万円、6ヶ月だと80万円ほどかかってしまいます。
プログラミングスキルという稼げるスキルを習得するのにある程度お金がかかるのは当たり前ですが、お金がない人にとっては少し厳しいですよね。
個人的にはこの程度の出費なら十分にあとで取り返せる額なのでスクールを受講したほうが良いと思いますが、
他の言語より明らかにお金がかかることが、Pythonをスクールで学ぶデメリットです。
専属のメンターがつく
スクールを受講すると基本的に現役のエンジニアがメンターとして自分についてくれます。
- 質問し放題
- コードをレビューしてもらえる
- エンジニアについての情報が聞ける
といたせりつくせりです。
学習時間を大幅に短縮することができ、またレビューによって自分のプログラミング力も大幅に上がります。
いざ自分に専属のメンターがついたらわかりますが、本当に学習の進み具合の次元が違います。
独学が目的地まで徒歩で移動しているとすると、スクールに通うことは目的地まで車に乗っちゃう感じです
スクールに通ってない人に比べると、明らかにスタートダッシュを切ることができるのがスクールの大きなメリットです。
手厚い就職サポート
ほとんどのプログラミングスクールでは就職の支援があります。
そのためスクールで就職に必要な知識を付けながら、そのままスクールの紹介で就職することができるので無駄がありません。
またスクールによっては非常に優良な就職先を取り揃えたスクールもあるので、独学よりも良い企業に就職できる可能性が高まります。
独学では未経験を雇ってくれる企業を探すのだけでも一苦労なので、スクールからの紹介で就職ができるのは大きなメリットでしょう。
応用までプロに学べる
AIに使える機械学習やデータ分析、自然言語処理なんかは独学では厳しいものがあります。
基礎が理解できたとしても、実践で使えるスキルは絶対に学べません。
でもスクールに通うことで、プロから直々にそれらを学ぶことができます。
目的地まで車に乗るどころか、飛行機で一直線って感じです。
現場で実際にそれらを使って仕事をしていたプロの経験は、お金では変えられません。それをお金を払えば学ぶことができるスクールは、大きな価値があるはずです。
まとめ:Pythonは独学で習得は可能
Pythonにかぎらず、プログラミングは独学で習得可能です。
ただ、時間がかかることや綺麗なコードを学べないことがデメリットになります。
またPythonに限っていえば、他の言語では扱うことがない機械学習やデータ分析あたりの応用を学ぶことができないのが大きなデメリットです。
プロから学ぶ機会を捨ててまで、わざわざ徒歩と同等である独学を選ぶのは少しもったいないと感じます。
最後に記事をまとめておきます。
○Pythonは独学で習得できるか
- 可能
- ただせっかくPythonを学ぶのに独学はもったいない
○Rubyの独学での勉強方法
○Pyhtonを独学で学ぶメリット
- お金がかからない
○Pyhtonを独学で学ぶデメリット
- 簡単なエラーに膨大な時間をかけてしまう可能性がある
- 綺麗なコードは独学では学べない
- 基礎を学んだ後に何をすれば良いのかわからない
○Pyhtonをスクールで学ぶメリット
- 専属のメンターがつく
- 手厚い就職サポート
- 応用までプロに学べる
○Rubyをスクールで学ぶデメリット
- お金がかかる
記事は以上です。